今年もコーラスの発表が無事に終わりました。
京都市立の小学校では、PTAの活動のひとつとしてコーラスがあります。その位置付けは学校によって様々です。年間を通してクラブとしての活動や、発表の交歓会までの活動や、地域の方々との交流も交えながらの活動など学校の実状にあわせて行われます。それも何十年も続いてるという素晴らしいものです。しかし、PTA活動の中では一番嫌われる役職であることも事実です。人前で歌うことが嫌、毎週練習に来るのが嫌、人と交わることが苦手、面倒くさい等理由は様々です。役員の方は、参加者の人数確保に大変だともあちらこちらから聞きます。
そこで私たちのような指導者は力を発揮するのです。一度集まって来られたお母様方を離さない指導。楽しかったとの声を聞きたい為に頑張るのです。来年も再来年も参加されるようになるのは、現在のお仕事をされているお母様方には難しい話で、一生に一度かもしれないこの体験を輝く時にするお手伝いをします。
私はこれまで色々な学校でPTAコーラスの指導をしてきています。歌うことだけでなく、お母様同士が仲良くなることを目標に心が安らぐ時間の共有。そして、発表会では綺麗におめかしして口紅は赤く華やかに、スポットライトを眩しく浴びながら１日だけのスターを経験。緊張と達成感をかんじてもらっています。
音楽の偉大な力を感じる瞬間です。
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