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歌えることの喜び

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小さかった頃、私は歌が好きな子供でした。それは、どこにでもいる普通の女の子。幼稚園や学校に行っていない時は一日中、知っている歌を口ずさんでいました。当時、テレビのオーディション番組を観ては羨ましく思っていたのを思い出します。スターに憧れた訳ではなく、人前で歌いたい思いがだんだん強くなっていきました。幼心に音楽大学に行けば歌手になれると信じ、いつしか音楽大学への進学だけを考えていたのは小学生の頃からでした。しかし、本格的な受験準備に入ると、大好きな流行歌を歌う聞くの禁止令が声楽の師匠から出ました。そこで改めて気付くのです。流行歌と声楽の違いを。元々、懐メロの昭和歌謡が好きだった私ですが、その頃はだんだんポップス系が主流になってきた移行のときだったのでで諦めは早かったです。そこから、一生懸命に声楽を学び声楽家として名乗れるようになりました。でも、やっぱりオペラアリアや歌曲以外の歌も歌いたい。音楽大学時代は、ミュージカルを中心にお芝居もしました。卒業してからは、ビアホールなどで、ミュージカルナンバーやシャンソン、タンゴ、抒情歌を歌いました。そして、オペラにも出演。歌に壁はありません。お客様の前でスポットライトを浴びて歌う。幼い頃から大好きだった歌を思いっきり歌うこと、歌えることの喜びを今、感じています。

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